アンティーク陶器2021
去年の今頃も、同じような記事を書いてました(;^ω^)
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マーガレット?のようなお花型の取っ手がキュートな陶器。周りのお花&模様も落ち着いた色合いで可愛らしく、ふちには金彩が施されていたようです。(色はけっこう剥げてます)
ティーポットと、
シュガーポット。
同じデザインシリーズで、セットで販売されていました。格子模様、お花モチーフ、全てがツボです♪
窯印(刻印・ホールマーク)は鳥さん。丸っこいので鳩にも見えますが、何だろう。
窯印から、この陶器はテルノーピリ(Тернопіль)磁器工場製であることが分かりました。
現ウクライナの西部、テルノーピリ州の州都(そう書いてもどこなのか、さっぱり日本人には馴染みがないですね)にあった磁器工場だそうです。ロシア語風に発音すると、チェルノーピリ、ウクライナ語ではチョルノーブィリ。
1964年に生産を開始した、比較的新しい工場です。最盛期は85年代、2006年に突然閉鎖されました。経営不振により、告知ナシの閉鎖だったようです(@_@;)
この鳩マークは75~91年代に使用。それ以前は青いロウソクの灯のような形の中に「T」のマーク。
色の等級は他の工場とほぼ同じく、赤=1等品 青=2等品 緑=3等品 となります。
旧ソ連、という大雑把なくくりで陶器を探すのですが、気になるのは東欧寄りの雰囲気みたいです。去年買ったティーポットはゴドロニツキー(又はホロドニツァ)磁器工場製なのですね。これも現ウクライナです。
2021-05-12 15:16